淡々菜には、加工していない、素のままの欅の長いカウンターがあります。
目の前には「おでん仕立ての煮物のお鍋」が湯気をたて、
コラーゲンいっぱいのアイスバインも和風に作ってあります。
お鍋の少し先には、タタミ一畳程の小さな庭があり、竹やシダ、
龍のひげが元気です。
庭石 (一応置いてあるんです！) には苔を植え、坪庭の風情を
演出しているのですが、この暑さですぐに枯れてしまい困っています。
それでもお客様は風にそよぐ竹の葉を眺めてのんびりくつろいでいらっしゃいます。
今日は、大きな白い花が咲く夕顔の鉢を置きました。
綺麗な花が咲くように、大切に育てたいと思います。
ライトに照らされた夕顔をイメージして、スタッフ一同楽しみにしています。
そうそう、『穴子屋長次郎』と言う料理をご存知ですか？
鰻ではなく、穴子で作るおひつまぶし茶漬け。
淡々菜の名物なんです。
夕顔と穴子のおひつまぶし！
真夏の夜のお楽しみです。
観測史上初めてと言う暑い毎日に上乗せして、余震、
地殻変動、放射能と、未だ未だ不安感は続いていますが、
皆様如何お過ごしでしょうか？
何十億万年と、想像出来ないくらい遠い昔から、
地球はさまざまな変化を遂げて現在の美しい姿になったと言うことですが、
数年前から又急速に変わり始めているのを目の当たりにしています。
しかも悪い方向に・・・。
それも我々人間の手によって・・・。
四季の明確だった日本は温暖化どころではなく、まるで熱帯雨林の様に
なりました。スコールや竜巻なんて、まるで何処かの国のニュースを
聞いている様です。
時計がゆっくり進んでいたスローな時代を取り戻したいと思っても、
後ろに目のない人間は前へ前へと進むしかないのでしょうか・・・？
そんな真夏日に、淡々菜倶楽部の『entryNO1.FK様』から、又、
のどかな写真を頂きましたので、ホッとして掲載させて戴きました。
せめて皆様とご一緒に、のんびり旅行した気分になれたら、と思っています。
『霧ヶ峰八島湿原』だそうです。
